人にはヒトの乳酸菌

レポメモ自我考察クソデカ感情の掃き溜めです。

【舞台】爆走おとな小学生 朗読劇「カラフル」

10/26 都内キャンパスでのサークルが17:30に終わり、あまりに絶妙な暇が訪れたためシアターGロッソへ。カラフル未読且つ前情報なしの弾丸観劇。

 

前情報なしっつーかブロマイドをみてなんちゅー舞台なん?と若干の不安があったりなかったりゴニョゴニョ…(大変可愛いです)

 

初のシアターGロッソ、入場するとドンブラ!ドンブラ!ドンブラ!たくさんドンブラのポスターがあって流石ヒーローショーの聖地だぁ、となりました。

舞台上には小学校の椅子が1段目に7つ、2段目に4つ、最上段センターに1つ、と横並びになっていて、それぞれの椅子の前にマイクが設置されており、ここの位置で演技するんだなぁとわかる。朗読劇という形が初めて(フェクライはカウントしないよ!)だったため新鮮な形だった。とはいえ他の朗読劇がどのような舞台構成になっているのかは分かりかねるけれど、、、

客層は広く、もちろんやっぱり美人お姉様が多くはあるけれど、学生世代から中年男性までいらっしゃって新鮮な現場でした。

 

 

↓↓⚠︎この先キショ文体になります⚠︎↓↓

 

 

開演。

明らかに長野凌大さんとわかる人影が一列目中央の席の前に立った。

想像以上に近い私のお席にまで緊張の空気が伝わってくる。

薄いブルーのシャツを着た「ぼく」と白い羽を背負ったプラプラとの掛け合いから物語は始まった。

凌大さんは「ぼく」であり、語り手でもあった。誰かに呼びかける声と、状況を描写する声。

凌大さんの声による地の文は脳にスッと入ってきて非常に心地が良い。

そして誰かに呼びかけるとき、台本から視線を外して遠くを見つめる瞳は吸い込まれるほど綺麗だった。

なんて凌大さんの良さが存分に引き出される役なんでしょう!!!!

 

今回も*1あてがきか?となるほど本人に共通点を感じる役柄。というかほとんど凌大さんだった。

非凡な才能を持っていて、それを周りから彼は非凡だ!と型にはめられるところも含めてめちゃくちゃ凌大さん。本当はどんな少年なのかは誰にもわからない。この理論はエンドレスです。

 

 

 

『カラフル』はこの題名だけ存じ上げており読んだことがなかったのだけれど、未読のままこの初日を迎え、翌日文庫を購入、読んでからまた千秋楽にお邪魔した。

初日からぶちかました早乙女のアドリブは、それを受けた小林の「初日って知ってる?!」の返しによってこれがアドリブかと理解できたし、店名が店名だったため答え合わせのような気持ちで原作を読めた。ちなみに初日アドリブのごぼう花言葉、劇中では「私に触らないで」と明かされ多少の笑いがおきたが、帰りの電車で改めてごぼう花言葉を調べてみると一番に出てきたのは「いじめないで」。なんというブラックユーモアだろう。それも含めお気に入りアドリブになりました。

さて、この「ぼく」=「小林」の盛大ネタバレは皆どこで気づくのだろう、、、(私はぼくがこの身体を小林に返してやりたいんだよ!みたいなこと言うところでした。同じ人もいるんじゃないかな。)

初めてぼく=小林に気づく瞬間がチビメガネの訴えだった方が絶対に面白い。大好きな作品!読んだことある作品!と言う気持ちでも楽しめるだろうけど多分前情報なし初見が一番楽しかったんじゃないかな〜などと思い先に読まなかった自分の判断を褒めつつ文庫を読み始めました。

 

自分の領域ブログだしこの文章を「書いたよ〜」するつもりがないのでとことん自分の思想を詰め込ませていただく。以下は『カラフル』に対して書くべき感想であるが、私がカラフルに出会ったのがこの朗読劇という同時進行型であったことも思想の要因となっているのでは?と考えるので(本や配信映像では自分の好きな速度で進めたり止めたりできるが、舞台、映像、ライブ等では自分の意思では止められない...)、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後加筆しようと思ってたのに何書きたかったのか忘れてしまったのでこれで終わりです。

あふとの可愛かった凌大さんメモしとくね。

初めての朗読劇っだったけれど共演者のおかげで演じられた。この19、20歳前の時期にカラフルに関わり、挑戦することができて良かった。良い経験になりました。

→MCの先生に声素敵でした!よく伝わるまっすぐな声だったと褒められる凌大さん。

 

ボソッと突っ込んだ「そりゃそうだ」を千波さんに拾ってもらえる凌大さん。ツッコミ素晴らしい!と滅多にない(?)評価をもらう。

 

早乙女のアドリブを欲しがる小林、、、の件で同じ舞台にたつ「ぼく」役凌大も欲しがってたでしょ〜ととばっちり(?)を喰らう。

 

小林役福澤侑くんと同じ楽屋だった凌大さん。しかし楽屋に入っても話しかけてもシーーーン...という事が4回くらいあったそう。俺嫌われてたのかな、、と言う侑くんに対し「寝てましたかもしれないです!」「ずっとイヤホンして携帯いじってたから!」と弁解するも、、、「ノイズキャンセルが凄くて!」「俺ってノイズだったんだ、、、」とより墓穴を掘る始末でした。結局喋らなくてもそのくらい気を使わない仲だったということに丸く...収まったのか?

 

カラフルは輪廻転生のお話だが生まれ変わるなら?と言う質問にまずは「このままでいい」「ずるー?!」「同じくです!」と逃れようとする演者たち。ではこの役柄なら?と質問を変え回答が進み、最後になった凌大さんは...

「ギャルに憧れてて、、、」まじか。「今回で言うとひろかの清純ver。」まじか。マインドギャルに憧れるとのことでギャルぴとともに自己紹介を振られる凌大さん。ギャルに振り切れてなかったけど可愛いのでヨシ。

 

最後の挨拶で「貴方の心に何か残せていたら...」と”貴方”に声をかけてくれたことが印象的でした。

 

凌大さん初の朗読劇お疲れ様でした!!!

 

 

 

*1:歩くだけで恋存在が罪な小泉、牛丼大盛り三杯の桜木(?)、彼女の髪さえ食べてくれそうな武藤、料理上手な弟と美意識高い男子高校生の杢代、無口な思春期男子だけど喋ると茶目っけのある吉澤、、、げんじぶってあてがきじゃないはずなのにあてがきか?となる役が多い。